第7話

「もんじろう」

  • ●1~6人用
  • ●5歳以上
  • ●所要約5分
  • ●メーカー:サイ企画(日本)
  • ●作者:居椿 善久
  • ●初版発行:2005年

各面にひらがなが書かれた24個の木製さいころを振って、ゲームや、さまざまな言葉遊びを楽しめる玩具。
6面に平仮名が散らばっているさいころを、指先を使って上手に回転させながら、「あれでもない、これでもない」と頭を捻り、いろんな組み合わせで言葉を作る遊びが楽しめます。スピード勝負で、「2文字の言葉!」や「生き物の名前!」などの言葉のひらめきを競う「スピードもんじろう」や、自分が作った言葉の末尾のさいころを、次の人に渡してお題にさせる「しりとりもんじろう」など、言葉を使ったパズルのようなゲームもたくさん用意されています。また、あえて濁点・半濁点を省いているため、創造力で言葉を補えるようになっているのもポイントです。「もんじろう」シリーズとして、漢字さいころの「熟語ろう」や日本の地名入り「地名じろう」など、兄弟玩具もたくさんあります。

「アイランド」

  • ●2~4人用
  • ●8歳以上
  • ●所要約60分
  • ●メーカー:
    ストロングホールドゲームズ(アメリカ)
  • ●作者:Julian Courtland-Smith
  • ●初版発行:1982年

分厚い土地タイルが何枚も集まって構成された、徐々に沈みゆく伝説の島アトランティスから、自分の色のコマを脱出させ、鮫や海龍などが迫る危険な海を渡って避難させることで特典を競う、パニック映画テイストのゲーム。
あれよあれよという間に島が沈んでいき、怪物たちがわんさかと押し寄せるため、ドラバタしたゲーム展開になることに間違いありませんが、高得点のコマを他人に悟られないようにしたり、人の作戦を読むなどの心理戦、プレイヤー間の結託など、意外にさまざまな要素が入っているゲーム。常に危険が迫っている状況下で、ボードの相乗りによって互いに攻撃しない協定を結んだり、出し抜く形で自分だけ脱出したりといった喜怒哀楽のドラマが楽しくて盛り上がります。気軽に罵り合える相手とわいわい言いながら遊ぶと盛り上がるでしょう。