第3話

「インカの黄金」

  • ●3~8人用
  • ●8歳以上
  • ●所要約30分
  • ●メーカー:グリフォンゲームズ
  • ●国内版販売元:アークライト
  • ●作者:アラン・ムーン
    &ブルーノ・フェデュッティ
  • ●初版発行:2005年ドイツ

全員一緒に、インカ帝国の神殿遺跡の洞窟を奥へと進みながら、道中に落ちている宝石を集めていきます。危険を覚悟で奥へ進むか、宝石を没収される前にライバルたちを出し抜いて帰るか、度胸試しで宝石をより多く持ち帰った人が勝ちのゲーム。
洞窟内では毎回、次の一歩を進む前に各自が<進む>か<帰る>かを一斉に表明し、<進む>の人たちが宝石を集めていきます。しかし、進みすぎて危険に遭遇すれば、集めた宝石は没収されてしまいます。ほどよいタイミングで<帰る>を選びたいものの、もし次が宝石なら・・・と躊躇してしまいます。この各自の悩ましい判断と探り合いによって起こるドラマがたいへんに盛り上がります。
全員に対して一様に降り掛かる運命をどう判断するかだけなので、計算係さえいれば4歳でも遊べるくらい幅広く楽しめるのもポイント。
元はドイツ・シュミット社のゲーム『ダイヤモンド』で、この初版ではベースキャンプ用のボードが付属していた。